<左利きプチ・アンケート>第33回新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる<左利きプチ・アンケート>第33回新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる利き手・利き側調査というものは、研究者の考え方により、どういう動作がより正確に利き手・利き側を表すかの判断が微妙に異なり、調査項目に違いが出てきます。 当然、その判定結果にも、微妙な差が生まれます。 そこで、いくつかのテストを重ねることで、ご自分の利き手・利き側がより正確に判定できるものと考えます。 今回から四つの利き手・利き側調査、利き手テストの新版アンケートを順次実施します。 ・・・ 「第20回利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう」の新版です。 今回は、それぞれ「自己申告の利き手別」に投票をお願いします。 前回は、利き手に関わらず、それぞれの数値別に投票していただきました。 この点が異なります。 自己申告の利き手・利き側との間の相違を調べて見たい、と思います。 ご自分では「右/左利き」と考えていても、実際の数値は異なったものとなるかもしれません。 その点を確認してみましょう。 ---------- 一口に「左利き」と言っても、実はどう定義するかは非常にむずかしいものだそうです。 辞書を引いてみるとだいたい、右手より左手が得意なこと、またその人を指すといった解釈が出ています。 では、具体的にどんなことができれば得意と言えるのでしょうか。 また、科学者はどういう人を左利きと定義しているのでしょうか。 前原勝矢著『右利き・左利きの科学』(講談社ブルーバックス 1989年刊)で紹介されている側性係数(LQ)を調べて、あなたの利き手を確認してみましょう。 この本によりますと、利き手は右または左と二分されるものではなく、右に近い両手利き、左に近い両手利きというように、右手利きと左手利きは連続しているものであり、「便宜上側性係数(LQ)マイナス30以下」を「左利き」としています。 側性係数(LQ)とは、利き手調査票にある十項目の動作において、実際に使うのが右・左・両方のいずれであるかを答え、それを計算式によって数値化したものをいいます。 ・<利き手調査票>―いつも使う手はどちらですか、右手か左手のどちらかに○印を記入して下さい。右手と左手をほとんど同じように使う場合には“両手”に○印を記入して下さい。 1 文字を書く 2 ハシをつかう 3 絵をかく 4 ボールを投げる 5 ハサミをつかう 6 歯ブラシをつかう 7 スプーンをつかう 8 短いホーキをつかう 9 マッチをする 10 ビンのフタをひねる ・側性係数を求める式 LQ=100×(右−左)÷(右+左+両手) (右手の項目数)から(左手の項目数)を引き、それを(右手の項 目数)と(左手の項目数)と(両手の項目数)を足したもので割り、 100をかけます。 左手が八項目で、右手が二項目あると、 (2−8)÷(2+8)×100=−6÷10×100=−60 左手が八項目で、両手が二項目なら、 (0−8)÷(8+2)×100=−8÷10×100=−80 よって、すべての動作を右でする人は、LQ=プラス100。逆にすべてを左でする人はLQ=マイナス100、となります。 14〜15歳男性の調査結果によると、すべての動作を右手で行う人(典型的な右利き)がもっとも多く、全体の49%で、逆にすべてを左手で行う人は約5%となっています。 その間に、次に多いLQ値がプラス90〜81の人がいて、以下漸減して反対極に(典型的な左手利きに当たる)若干の盛り上がりがあるという構図です。 では、あなたの側性係数はいくらでしょうか。以下の中で当てはまる番号に投票してください。 *投票者の利き手別で選択肢を用意しています。ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、どちらか判断した上で投票してください。 (どちらかの手が不自由等で必ずしも利き手を使っていない人は、実際に使っている手の方で投票にご参加ください。) *一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。もっと言わせて、という方は掲示板もご利用ください。貴方のご意見ご感想をお聞かせください。
|
翌日配送対応商品 |
Copyright(C) 2002-2004Personal dictionary All right reserved. |