テーブル〜概要〜

 まずは、テーブルとデスクの違いから。テーブルは、一般的に引き出しがなく食事・休息・娯楽に使われます。それに引き替え、デスクは引き出しがあり仕事・勉強に使われるものを指します。つまり、テーブルの方が生活に近い存在なのです。

 特にダイニングテーブルには、その家の生活スタイルがよくあらわれています。畳の上に座卓を置くのか、椅子式のテーブルなのか。個人の場所が決まっている四角い天板なのか曖昧な円形なのか。天板の大きさが変われば、祖父母や子供がよく訪ねてくるのかと想像が膨らみます。ダイニングテーブルはまさに生活の顔なのです。

 テーブルの天板(甲板)は、一見同じように見えますが実は様々な種類があるのです。もっとも高価な無垢の一枚板から、集成材・フラッシュ構造・ハニカム構造・ランバーコア構造・パーティクル構造・積層合板などそれぞれ特徴があります。天板の構造・材料は、テーブル選びには欠かせない基準のひとつですので注意しみてるといいでしょう。